先輩の彼女
ガチャ

着いた所は先輩の部屋だった

「あの人誰?」

着いた途端先輩が口を開く

「え…っと…同じ授業を取ってる人で…」

あたしにも良く分からない

今日初めて話した人なんだから…

「なんで…」

「え?…キャッ…」

グイっと引っ張られ押し倒された

「先輩…?」

先輩は何も言わずあたしを見つめている

とっても悲しい目をして…

「せんぱ…んっ」

もう一度呼び掛けようとしたときあたしの言葉は遮られた

強引な噛みつくような口付けで

「ふ…ん…ん…」

息を吸えないくらい激しいキス…

どうして…?

苦しくて先輩の胸を叩く

そんな小さな抵抗は軽々と先輩は片手で封じてしまう

やがて唇は放されキスが口から頬へ、頬から首へとずれ

先輩の手があたしの服にかかる

「え…?先輩…?」

激しいキスでぼーっとしていた頭も一気にハッキリとした

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