追放の堕天使
「エデンの王を恨む神は大勢いるんだよ。そいつらによって創られたのが、俺たち二人」
「……分からないよ。君たちは敵なのか、それとも味方なのか」
「別にどっちでもなか。ここで暮らそうと思っただけじゃ」
「それなら、僕らの塔に来ないかい?」
「いいのかよ?」
「多分。あ、そういえばミツは、食べ物を作ることができたよね?」
「そうだけど、それが何?」
「食べ物作ってくれないかい? 僕が食べ物の当番なんだけど」
「OK。それが交換条件ってことか」
レイは頷いて、ほっと息を吐き出した。手ぶらで帰るよりはいいだろうと、思っていたのだ。
「……分からないよ。君たちは敵なのか、それとも味方なのか」
「別にどっちでもなか。ここで暮らそうと思っただけじゃ」
「それなら、僕らの塔に来ないかい?」
「いいのかよ?」
「多分。あ、そういえばミツは、食べ物を作ることができたよね?」
「そうだけど、それが何?」
「食べ物作ってくれないかい? 僕が食べ物の当番なんだけど」
「OK。それが交換条件ってことか」
レイは頷いて、ほっと息を吐き出した。手ぶらで帰るよりはいいだろうと、思っていたのだ。