残念系お嬢様の日常


その『花ノ姫』に嫌われてしまったヒロインは、生徒達から疎まれる存在になってしまう。

そんな中、匿名で嫌がらせをしている犯人を当ててヒロインを助けたのが学院の王子様ポジションの天花寺 悠(てんげいじ ゆう)。



最初は正義感で救ったがヒロインの可愛らしい笑顔にきゅんとしてしまい男相手に抱いている自分の感情に戸惑っていた天花寺は、ラッキースケベが起こり実は女だと知ってしまう。

そこから天花寺は必死にヒロインにアタックをしていくが、それを見ていて面白くないのが、天花寺に想いを寄せていた『花ノ姫』の一人である雲類鷲 真莉亜。


真莉亜達からしてみれば、憧れの殿方があのような庶民の小汚い犬と戯れていて不愉快だわ。といった感じで、引き離したくて色々と意地悪をするのだ。

そして、ヒロインが嫌がらせを受ける以外にも学院内で様々なトラブルが起きて、天花寺の頭脳とヒロインの発想力で見事に解決していく。


重要なのはここだ。
最終章にて雲類鷲 真莉亜は何者かに刺されて階段から転倒して死亡。実は真莉亜には最近匿名で脅しの手紙が届いていたのだった。果たして犯人は……?


というところで私は最終話を読めずに人生が強制終了してしまったのだ。


「一番大事なところを知らないなんて……」




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