梅雨の始まりと紫陽花が咲いてる中雨音の奏でたラプソディー
陽菜-「えっ、ちょっと待ってね、探してみるから。」


久子-「わかった、待つわ。」


数分後-。


陽菜-「もしもし、お待たせ。探してみたんだけど、見あたらないから来るまでに探してみるよ。」


久子-「そんな事ないわ、あんた部屋にいないでしょ?。何処にいるの?。」


陽菜-「そんな事ないよ、部屋にいるよ。ただ、見つけられなかっただけだよ。」


久子-「本当に部屋にいるなら見に行くわ、はっきりするから。」


陽菜-「今から来るんだよね?、大丈夫だよ。来るなら、探してみてね。」


久子-「そうよ、今から行くわ。行ってからジャンパー探すわ、待ってなさい。」


陽菜-「わかった、待ってるよ。」


久子-「それじゃ向かうわ。」


陽菜-「わかった。」


進哉-「話してる様子だとお母さん来るみたいだから、俺は帰るよ。帰ってから、メールするな。」


陽菜-「待って、部屋に居たくないからお願い連れ出して。もう少し一緒にいたいの。」


進哉-「一緒にいたいのは嬉しいけれど、いいのか、親が来るんだろ?。」


陽菜-「うん、母親には会いたくないんだ....。」


進哉-「わかった、陽菜。」
< 48 / 176 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop