気づいたら漫画の中にいるなんて
1人だけってそんなことあるのかしら?



笑愛「あの研究所は他のサヴァン症候群の研究所よりもまだ緩いんですよ



警備体制も緩いし、なんなら監視体制はもっと緩いです



1人につき1人だけ監視がつくのですが、その監視役の1人も固定されるし、変なところで律儀ですから個人情報保護だなんだで部屋には監視カメラ着いていないんです


しかも監視役の人間はだいたい優しいのでまだマシなんですよ


ただ、あの場所はいると息苦しい、暗くて嫌だ、とか1度実験が終わってもまたしばらくしたら実験台にされるのが嫌でみんな死ぬことを望むんです」



なるほどねぇ、ならあなたの顔が割れることはないのね



まぁとりあえずは安心、という所かしら?




有希子「そう、ならそれで問題ないわね


じゃあ哀ちゃん


まずは元に戻ろうか、と言いたいところなんだけど二人とも本当に元に戻っていいのね?


まぁ、新ちゃんは蘭ちゃんのこともあるし揺るがないだろうけど哀ちゃんもいいの?」




もちろん、今の生活が不自由なわけじゃないけど高校生というのを私もやってみたいしね



哀「はい」



コナン「もちろんだ」



有希子「そう...


でも新ちゃんはまだダメよ


今から毛利さんのところにコナンくんを引き取りに江戸川文代が行くんだから


少し待っててなさい



哀ちゃんは戻ろうね...あ、いや待って


哀ちゃんも待って」



え、?



哀「なんでですか?」



有希子「服がないでしょう?


買いに行きましょう?哀ちゃんの服と笑愛の服を」




あ、そっか



そう言えば服ないんだった


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