3年経ってしまった、消せない話
空を眺めていた。雲一つない五月晴れだ。
そうやってぼうやりと立ったり座ったりしていると、何かが落ちる音がした。
音の方向を見るとそこには妹のプリュイが立っていた。その表情は驚いていた。
「シエル…30分以上はそこにいるよね…身体平気なの!?」
どうやら俺を心配して言うようだ。ちなみにシエルと言うのは俺の名前である。
「平気だからいるんだよ」
そう、プリュイに告げた。プリュイはむっとした表情のままだ。
俺が病気になってからしっかりし始めたのはいいが、
逆に監視の目が厳しくなった気がして困る。
「発作出てからじゃ遅いんだから、とっとと戻るのっ」
結局俺は強制的にベッドに戻る事になってしまった。
俺からすれば哀しい事だ。残りの時間はもう僅かだから。
急に苦しくなって倒れたかと思えば、3日経過していて。
まともに話が理解できるようになって、治らない病気だって知らされて。勝手な話だ。
いつ逝っても可笑しくないらしいし、もって半年と言われたがもう2年経過している。
不思議な事もある物だ。奇跡って奴か?
でも最近また変な発作が出る事も多くなったし、自分でも弱ってるなーって感じてる。
だから、奇跡もお終いに近づいている。
そうやってぼうやりと立ったり座ったりしていると、何かが落ちる音がした。
音の方向を見るとそこには妹のプリュイが立っていた。その表情は驚いていた。
「シエル…30分以上はそこにいるよね…身体平気なの!?」
どうやら俺を心配して言うようだ。ちなみにシエルと言うのは俺の名前である。
「平気だからいるんだよ」
そう、プリュイに告げた。プリュイはむっとした表情のままだ。
俺が病気になってからしっかりし始めたのはいいが、
逆に監視の目が厳しくなった気がして困る。
「発作出てからじゃ遅いんだから、とっとと戻るのっ」
結局俺は強制的にベッドに戻る事になってしまった。
俺からすれば哀しい事だ。残りの時間はもう僅かだから。
急に苦しくなって倒れたかと思えば、3日経過していて。
まともに話が理解できるようになって、治らない病気だって知らされて。勝手な話だ。
いつ逝っても可笑しくないらしいし、もって半年と言われたがもう2年経過している。
不思議な事もある物だ。奇跡って奴か?
でも最近また変な発作が出る事も多くなったし、自分でも弱ってるなーって感じてる。
だから、奇跡もお終いに近づいている。