42歳 主婦 旦那様に片思い中【佳作受賞】
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ある時、私は思いついた。

私が先にお風呂に入ればいいんだ!

だから週末、私は家事もそこそこに先にお風呂に入った。

布団で純ちゃんを待つ。

ドキドキ ドキドキ

どうしよう。

どうやって誘おう。

考えが纏まらないまま、お風呂が短い純ちゃんが寝室にやってきた。

純ちゃんは当然の様に自分の布団に横になる。

私たちの間には娘の布団がある。

起き上がって、回り込んで行かないと、相手の布団には行けない。

どうしよう。

なんて言おう。

私が迷っているうちに、スースーと気持ち良さそうな寝息が聞こえてきた。

ああ…
また、失敗。
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