42歳 主婦 旦那様に片思い中【佳作受賞】
「私は眠り姫だから、起きない。」
「ハイハイ。」
純ちゃんは、私の手を引っ張り起こす。
あーあ、失敗。
眠り姫は、王子さまのキスで目覚めるんだよ。
私の王子さまは、純ちゃんなんだよ。
気付いてよね。
まあ、純ちゃんにそれを求めても無理だよね。
次の作戦を考えなきゃ。
突然、キスしてみる?
ムリ!ムリ!ムリ!!
「キスして」って言ってみる?
それもムリ!
もう作戦がない。
誰か教えて。
独身の頃は良かった。
こんな事、悩まなくても、みんな向こうから勝手にしてくれた。
「ハイハイ。」
純ちゃんは、私の手を引っ張り起こす。
あーあ、失敗。
眠り姫は、王子さまのキスで目覚めるんだよ。
私の王子さまは、純ちゃんなんだよ。
気付いてよね。
まあ、純ちゃんにそれを求めても無理だよね。
次の作戦を考えなきゃ。
突然、キスしてみる?
ムリ!ムリ!ムリ!!
「キスして」って言ってみる?
それもムリ!
もう作戦がない。
誰か教えて。
独身の頃は良かった。
こんな事、悩まなくても、みんな向こうから勝手にしてくれた。