寝不足なキミと。



「この子、ほんとバカだからさ。次の期末で挽回しないとやばいんだよね」



と、私の肩に手を回して心配するそぶりの愛可は、秦野君に目で訴えていた。



「…いや、何、ムリ、寝る」



きっと全力の拒否だよね。


ていうか愛可は何がしたいの?



「私自分で勉強するよ?…多分」


「ダメ。…秦野と仲良くなりなって!そのチャンスじゃん」



寝ると言ってからすぐに寝た秦野君を見て、ヒソヒソ声で言うけれど、


…まあ秦野君と仲良くなりたいとは思うけど、不思議と、でも





< 14 / 14 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

※ただし、カノジョじゃありません。

総文字数/1,370

恋愛(学園)6ページ

1

総文字数/5,643

恋愛(純愛)21ページ

俺のこと好きになりたい?

総文字数/123

恋愛(学園)1ページ

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop