愛してほしい
キスをしてしまったあの日から、晴斗は私を睨み避ける
私は今まで通り変わらずに生活をした
今日は咲良とカフェに来た
咲良にあの日のことを泣きながら話した
「キスしたあと、誤魔化したんだけどあの日からずっと避けられて…」
「私が悪いってわかってるの
私のせいだってことも十分わかってるの
でも苦しいよ…」
咲良は何も言わずに話を聞いてくれた
「私が素直になっていればこんなことにはならなかったのにッ!はァァッ!スゥーッ!!」
「琴子!ゆっくり息をして!深呼吸!
大丈夫だから!」
バタンッ
過呼吸で私はその場に倒れた