同期以上、彼氏未満
ようやく解放され、今度は昴と私が新潟へ出張する話になった。
「昴、恵を道連れにしてどうするつもり?」
「レポート出さなあかんから、メグに頼ろうと思ってな」
「やっぱね、なんか魂胆があるって思ってた」
「それに、一人より二人の方が楽しいやんか」
「それもそうか」
それから、新潟工場での思い出話になった。
昴が高熱を出し、私と詩織で看病したこと。
私が仕事でミスしてヘコんでた時、昴が一発芸して笑わせてくれたこと。
詩織が失恋して、3人で夜明けまで飲み明かしたこと。
「なんか、アホみたいなことばっかやってたな」
「ほんとだよね」
「あれから、もう7年近くたつんだもんね」
「お互い、老けるわけやな」
「ちょっと昴、大人になったとかさ、もっと言い方あるじゃん」
「大人になった、っうか、勢いがなくなったな」
「それわかる、無謀なことしなくなったし」
「仕方ないのかもね、あきらめることが増えた気がするし」
「メグもプロポーズされたことやし、いつ結婚してもおかしくない年齢になったってことやな」
「私も、地元の友達が結婚ラッシュで、秋は金欠だよ」
「昴、恵を道連れにしてどうするつもり?」
「レポート出さなあかんから、メグに頼ろうと思ってな」
「やっぱね、なんか魂胆があるって思ってた」
「それに、一人より二人の方が楽しいやんか」
「それもそうか」
それから、新潟工場での思い出話になった。
昴が高熱を出し、私と詩織で看病したこと。
私が仕事でミスしてヘコんでた時、昴が一発芸して笑わせてくれたこと。
詩織が失恋して、3人で夜明けまで飲み明かしたこと。
「なんか、アホみたいなことばっかやってたな」
「ほんとだよね」
「あれから、もう7年近くたつんだもんね」
「お互い、老けるわけやな」
「ちょっと昴、大人になったとかさ、もっと言い方あるじゃん」
「大人になった、っうか、勢いがなくなったな」
「それわかる、無謀なことしなくなったし」
「仕方ないのかもね、あきらめることが増えた気がするし」
「メグもプロポーズされたことやし、いつ結婚してもおかしくない年齢になったってことやな」
「私も、地元の友達が結婚ラッシュで、秋は金欠だよ」