恋愛日詩
「ラストキス」


ファーストキスは一生に一回じゃない

恋をするたびにファーストキスがある

初めて触れる唇

初めて感じる体温

それからいろんなキスがある

軽く挨拶のように、呼吸をするように何気なくするキス

不意にしたくなって相手の唇を奪ってしまうようなキス

愛し合っているときの長くて熱いキス

信号待ちのちょっとの間でも相手が好きで好きでしかたなくってしてしまうキス

おやすみなさいのキス

一つの恋の中にたくさんのキスがあって、一つ一つに思い出がある

別れを決意した時、別れを受け入れた時、私は決まって別れ際にキスをする

この恋を卒業するために、最大の愛を込めてキスをする

それが「ラストキス」

その後無理に一生懸命笑ったこともあったし、その後いっぱい泣いたこともあった

でも、相手を感じたい

それが最後であったとしても

そして相手を愛した証を思い出を心にとどめるために

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