恋愛日詩
「偽りの愛」

寂しくて、寂しくて誰かに抱きしめて欲しいときがある

1人でいるのが怖くて、誰かに甘えたくなる

誰かにギュって抱きしめて欲しいの

でもその人の腕の中で余計に寂しくなってる自分がいる

だってそこにあるのは偽りの愛で、形だけの愛で、心からの愛じゃないから

その人の腕の中で別の人のことを想っている自分

その人に別の人の面影を探す自分

最低・・・

でも独りでいろのが怖い

構って欲しくて、甘えたくて、誰かにひっついていたい

例えそれがその場限りの愛でも

例えそれが偽りの愛でも

例えそれが形だけの愛でも

でもそんなことを繰り返しても、寂しさは、孤独は埋まらない

本気で愛されたときの幸せな満足感、充実感には勝てない

だからもう偽りの愛も、形だけの愛もいらない

寂しくたって、それくらいなら1人でいる

本気に好きになれる人に、本気で愛せる人に出逢うまで

そんな強さが欲しい
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