男性恐怖症


「あははは!麻子おもしろい★
あんたいいキャラしてる(笑」



「断って当然!龍二なんかのアド
知ってもいいことないよ(笑」



―――――あれ?


みんな笑ってる…………



……あはは
これでいいんだ(笑

どうだ、変態野郎め!



―――――?

変態野郎は私のことを
すごい睨んで



「覚えてろよ」


と呟いた……


…恐い………


――――――グイ

え?

私は変態野郎に手を
引っ張られて
廊下に連れ出された



「ちょ…何すんのよ!」



「お前……健司を傷つけるなよ
あいつに告白されたら絶対
付き合っえよな」



―――――は?



「な何言ってんの?
告白されるわけないし
付き合うわけもないし」




「は…?お前そんなこと
言ってるとしらないからな!
健司は絶対お前のこと好きだ」


――――――好き?


なに言ってんのこいつ…
今日会ったばっかで
好きになるわけないじゃん……



「はぁ…私のこと好きになる
わけないじゃん!
もし私のこと好きなんて
いったら付き合ってやるわよ」



「フッ…言ったな」


――――ぁ


付き合ってやるとか私なに
言ってるんだろ………



男と付き合うなんて
ありえないし……



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