男性恐怖症
「変態野郎………
何を企んでるの?」
私は恐る恐る聞いた………
「フっ…世界制服だ……」
――――っておい!
世界制服かよッ
「あはは…何あんたら(笑
もしかしてさっきネタの
打ち合わせしてきたの?」
「麻子ちゃん、龍二、
面白いね~将来コンビ組んで
お笑いになれるよ(笑」
え……?
この2人演技だと思ってる……
まぁ……変態野郎は
演技だと思うけど……
私は演技なんかじゃなぁい!!
「面白かった?
じゃあまたネタ合わせ
行ってくるわ!」
と言って変態野郎は
私の腕を引っ張ってまた
廊下に連れ出した……
――――――やばい
こんなやつと
また二人になったら……
てかもうイヤ……
そろそろ限度が…………
こんなに長い時間男の人と
一緒にいたことないし……
吐きそうかも――――
「おい!お前!変態やろ……」
「………ゥ…」
「ちょ…おま……」
「……オゥエ……(自主規制」
「うわ!お前大丈夫か?」
私は散々吐いた後…
気を失った――――――