男性恐怖症



「写真?わぁい!」



『はい。お嬢ちゃん、
こっち向いて~』



「はーい。…にこぉ~」



―――カシャカシャ



《だめ………こんな奴に……
私、早く気づいてよ……》



『お嬢ちゃん、上着脱いで』



「え?…はぁい!」



黙々と上着を脱いだ……
中年親父のはニタッと
笑った………



『おぉ~いいね。
今度はそのスカート脱いで』



―――――――カシャカシャ




「え…?……でも……」



《だめ…脱いじゃ……
こいつの…思うつぼ……》



『大丈夫大丈夫!今おじちゃん
しかいないから』



「え……う~ん……」



『ほら、早く!』



そう言って中年親父は
幼い麻子のスカートを
いとも簡単に脱がした……



「キャッ…」



『はいはい、こっち向いて~』



――――カシャカシャ



「いや……」



幼いながらにさすがに
やばいと思ったのか……
幼い麻子は泣き出した…



『お嬢ちゃん、泣かないで…
よし、じゃ次はTシャツを
脱ごう!』



中年親父は嫌がる少女の
Tシャツを無理矢理脱がせた…



「やだ……おじちゃん……
……やめて………」



―――――カシャカシャ



さすがの少女もそれには
驚き…逃げようとした……



『お?逃げちゃだめだよ~』



そういって男は自分で
持ってきたであろう縄で
少女の足を縛った…………



< 26 / 47 >

この作品をシェア

pagetop