男性恐怖症
「わーん!!やだ~
キャー!!!!イヤー」
『はは、お嬢ちゃんちょっと
静かにしててね~』
そういうと男は少女の下着に
手をかけた………
――――ガチャガチャ
「ただいま~」
少女の母が帰ってきた
『な……』
「お母さ~ん!!!」
少女は泣き泣き精一杯
叫んだ……
「麻子~?どうし……
キャーッッ!!!」
母は自分の娘の姿を見て
叫んだ………
『うっせーなババア!
どけっ!!』
男はそういって母を押し
玄関から逃げていった………
「麻子!!大丈夫?
今警察呼ぶからね……」
そう言って足の縄をほどき、
警察に連絡した―――
《………はぁ……
また…………この夢を…
…最後まで………》
――――この麻子が見た夢は
麻子が小学1年生の頃に実際に
体験した出来事………
このせいで麻子は男性恐怖症に
なったのだった………
―――――このあと、
犯人は警察に捕まったらしいが
麻子が男性恐怖症になったため
母は父と別れなければ
ならなかった………