男性恐怖症
桜坂高校に着くと
案の定男がたくさんいた…
冷や汗をかきながらも…
自分がどこのクラスなのか
知るためにお母さんと
別れて掲示板の
もとへいった…
うわ…男いっぱい…
やだな……
男の横にいるのは
いやだったから
なるべく女子の近くへ行った
「えっと………宮越…宮越…」
「宮越…麻子ちゃん?」
すっごい美人な子が…
私の名前を呼んでる……
え……?
なんで名前??
「そ…そうですけど…
な…んで名前…?」
その子はとびっきりの笑顔で
「今宮越って呟いてたから
もしかしたら…って思って★
宮越さん同じクラスだよ。
B組~、ぁたし宮田真理
っていうんだ。
宮越さんの次に
名前あったから…」
「………」
「宮越さん?」
「ほぁぁ?!
い……一緒のクラ…ス
なんだ~…よろし…くね~」
あまりにも宮田さんが
美人だからつい見とれ
ちゃってた……
「あはは。
宮越さんって面白い★
あ、ぁたしのことは
真理って呼んでね~」
「は…はい↑↑」
こ…声が裏返った……
恥ずかしい…///
「…わ、私のことは
麻子って呼んでねっっ」