ただひとつの恋。





「東京駅の周りで何か買っていこう」
そう思っていた私は、東京駅まで歩いて行ったんです。



でも、すごい暑い日だったから。

東京駅の待合室につく頃には、軽い脱水症状と熱中症になりかけていました。



ぐたっとベンチに倒れこむ私に声をかけてくれたのが、あなたでした。




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