ばいばい、またね。
「ひーまりっ!」
学校からの帰り道。肩にポンッと手を置かれ後ろを振り返る。
「紫苑!」
門島 紫苑(かどしま しおん)
高校生で知り合って1番初めの席で隣になった男の子。
ブラウン色の髪の毛に栗色のぱっちりな瞳で、スラーと伸びた手足。
最初はハーフかと思ったけど、関西生まれ関西育ちの純日本人らしい。
関西特有なのか、人懐っこい紫苑とは呼び捨てできるほどに仲良くなった。
「陽茉莉、帰り道こっちの方やねんな?」
「うん、紫苑も??」
「ちゃうちゃう。友達の家行くねん。」
「友達?」
「そ!松永玲音ってゆー人やねんけど。」
玲音…。その名前を聞いた瞬間ドッと胸が大きな音を立てた。
「あ…。」
「陽茉莉??どした?」
「なんでもないよ!私と玲音くん家隣だから。」
「そーなんや!じゃあ、一緒に帰ろ。」
クラスも中学も違う玲音くんと仲良くなったのはどうやら部活が一緒だかららしい。
学校からの帰り道。肩にポンッと手を置かれ後ろを振り返る。
「紫苑!」
門島 紫苑(かどしま しおん)
高校生で知り合って1番初めの席で隣になった男の子。
ブラウン色の髪の毛に栗色のぱっちりな瞳で、スラーと伸びた手足。
最初はハーフかと思ったけど、関西生まれ関西育ちの純日本人らしい。
関西特有なのか、人懐っこい紫苑とは呼び捨てできるほどに仲良くなった。
「陽茉莉、帰り道こっちの方やねんな?」
「うん、紫苑も??」
「ちゃうちゃう。友達の家行くねん。」
「友達?」
「そ!松永玲音ってゆー人やねんけど。」
玲音…。その名前を聞いた瞬間ドッと胸が大きな音を立てた。
「あ…。」
「陽茉莉??どした?」
「なんでもないよ!私と玲音くん家隣だから。」
「そーなんや!じゃあ、一緒に帰ろ。」
クラスも中学も違う玲音くんと仲良くなったのはどうやら部活が一緒だかららしい。