青の瞳に映るのはーー
俺は、落ちてきたプリクラを拾う。
普通に笑顔で写真を撮る二人の、プリクラ。
その一枚のプリクラには、、
雷と美心、そしてーーー
俺だったーー。
「美心、可愛いな」
真也が、空気を割る様に喋った。
「あー、本当可愛いわ。
美心、泣かせたいわけじゃなかった。
あんな、顔させたくなかったのにな。
やっぱり、諦めなきゃなのかな?
けど、俺ーーーー"諦められない"」
プリクラを握りつぶしそうになった。
自然と力が籠る。
「諦めなくていいんじゃない?
俺は、諦めてないよ美心。
隙さえあれば、雷から奪う予定だけど……」
つか、初耳なんだけどーー。
「意外なんだけど。
はは、じゃあ俺も諦めないよ。
粘り続けるよ。
俺は、俺のやり方でな」
俺は、ニカッ、と笑った。
それからは、真也と、開き直ったかの様に遊んだ。
その、帰り道。
「やだぁ、離してっ!!」
コンビニにいる美心が、知らないヤンキーに連れさらわれそうになっていた。
なんで、美心がこんな夜更けにいるんだよ‼
雷は!?
スマホを見たら21時。
周りには雷は居なかった。
「おい、離せよっ!!」
俺は、奴等のとこに飛び出した。
振り向く野郎は、三人。
美心を見たら、大きな瞳で俺を見ていた。
「青くん………っ」
ポロリ、と涙が、流れる。
こんな奴等のせいで
美心が泣かされた?
こんな奴等のせいで
君が泣いてる?
「美心…………っ!!?」
ーーーーグイッ
美心の小さな体を、引き寄せていた。
暖かい温もり。
少し、震えた美心の体。
普通に笑顔で写真を撮る二人の、プリクラ。
その一枚のプリクラには、、
雷と美心、そしてーーー
俺だったーー。
「美心、可愛いな」
真也が、空気を割る様に喋った。
「あー、本当可愛いわ。
美心、泣かせたいわけじゃなかった。
あんな、顔させたくなかったのにな。
やっぱり、諦めなきゃなのかな?
けど、俺ーーーー"諦められない"」
プリクラを握りつぶしそうになった。
自然と力が籠る。
「諦めなくていいんじゃない?
俺は、諦めてないよ美心。
隙さえあれば、雷から奪う予定だけど……」
つか、初耳なんだけどーー。
「意外なんだけど。
はは、じゃあ俺も諦めないよ。
粘り続けるよ。
俺は、俺のやり方でな」
俺は、ニカッ、と笑った。
それからは、真也と、開き直ったかの様に遊んだ。
その、帰り道。
「やだぁ、離してっ!!」
コンビニにいる美心が、知らないヤンキーに連れさらわれそうになっていた。
なんで、美心がこんな夜更けにいるんだよ‼
雷は!?
スマホを見たら21時。
周りには雷は居なかった。
「おい、離せよっ!!」
俺は、奴等のとこに飛び出した。
振り向く野郎は、三人。
美心を見たら、大きな瞳で俺を見ていた。
「青くん………っ」
ポロリ、と涙が、流れる。
こんな奴等のせいで
美心が泣かされた?
こんな奴等のせいで
君が泣いてる?
「美心…………っ!!?」
ーーーーグイッ
美心の小さな体を、引き寄せていた。
暖かい温もり。
少し、震えた美心の体。