青の瞳に映るのはーー

メイド姫 美心

「可愛いメイド衣装できたから、着て美心。
実は、今の内に宣伝しちゃおうかなって。
文化祭まで、後2週間!!
この衣装着て頑張って!!」 

そう言い美心に、半ば無理矢理衣装を渡す藤。

「え、梓っ私これ似合わないよ!!」

いや、絶対似合うだろう。

「それ嫌味?
いいから、目黒くんは、外出てて!!
見ちゃダメだからねっ」

半ば強引に、閉め出された俺。

まあ、いいんだけどーー

それから、10分後。

「目黒くん、もういいよ」

やっとか。

ドアから顔を覗かせた俺………

ピンクと白のヒラヒラのメイド衣装に、身を包んだ美心だった。

猫耳のカチューシャが、可愛さを引き立てた。


やべー、可愛すぎ。

< 148 / 242 >

この作品をシェア

pagetop