青の瞳に映るのはーー
ーーーーザッ
まるで、風が吹いたみたいな強い突風。
それと、動じに走る二人は組み合う。
翼が、振るう拳を掴む舞原。
「翼のこと、大好きだよ」
一瞬、緩む翼の動き。
腹に一発、お見舞いした舞原。
いや、つかさあーーー
「「惚れた弱味じゃね?」」
西道と、秋は声を揃え言った。
つか、やっぱり翼は舞原が、好きーーー?
「ずるいな、華恋は。
俺の気持ち、知っててそんな可愛いこと言うなんて」
腹を押さえた翼は、舞原を見ながら苦笑い。
その気持ちが、すごく分かる。
「女の武器、使うな、なんて言われてないよ」
確かに…………。
そんなルールすらない。
「来いよ…………俺は絶対、負けない。」
目を閉じる、翼。
精神統一を始める翼。
目を閉じ、前を向く翼。
隙など、ない。
あれが、もう一人の雷龍の総長ーーーー?
「まじで、本気出す気だな翼。
本当、ベタぼれ過ぎだし」
秋が呟いた。
まるで、風が吹いたみたいな強い突風。
それと、動じに走る二人は組み合う。
翼が、振るう拳を掴む舞原。
「翼のこと、大好きだよ」
一瞬、緩む翼の動き。
腹に一発、お見舞いした舞原。
いや、つかさあーーー
「「惚れた弱味じゃね?」」
西道と、秋は声を揃え言った。
つか、やっぱり翼は舞原が、好きーーー?
「ずるいな、華恋は。
俺の気持ち、知っててそんな可愛いこと言うなんて」
腹を押さえた翼は、舞原を見ながら苦笑い。
その気持ちが、すごく分かる。
「女の武器、使うな、なんて言われてないよ」
確かに…………。
そんなルールすらない。
「来いよ…………俺は絶対、負けない。」
目を閉じる、翼。
精神統一を始める翼。
目を閉じ、前を向く翼。
隙など、ない。
あれが、もう一人の雷龍の総長ーーーー?
「まじで、本気出す気だな翼。
本当、ベタぼれ過ぎだし」
秋が呟いた。