青の瞳に映るのはーー
ーーーーーーーーーーーー


「よお、なんだ元気じゃん」

「美心、寂しかったっ」


「……………」


おい、俺が話してんだから無視すんなよ。

「美心、青と来たのか?」

「うん、後、翼くんと………」

「翼?」



雷の雰囲気が、変わった。
「呼んだ?
はい、美心。レモンティ買ってきたぞ」

「わあ、ありがとうっ翼くんっ」

美心が、翼に笑顔を見せた………瞬間。

グイッーーー。

雷は、美心をーーー、抱き寄せていた。

「ら、雷くんっ何?」

「ヤキモチ妬かすなよ」

また、ヤキモチかよ。
「本当、雷は美心が好きだな」


俺は、ハハ、と笑った。

「「……………」」 
なんだ?


二人が、驚いた顔を見せた。

なんだ………?

「何?」

「いや、なんか、、青………好きな奴出来た?」


雷が聞いた言葉に、一瞬………。

躊躇った。

だけどーーー。 


端に映る車イスの少女に、目を見開いた。


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