青の瞳に映るのはーー

青の瞳に映るのはーーーEND

*廉side*
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「最近さあ、青変わったよな。
もう、青の瞳には美心は映ってないしな」

いつも、ちゃらけた廉の横にはボブカットの女の子。

「やっと、本物の恋に気づけたんだよ。
だけど、長くないらしいね。
彼女………」


俺達は、知ってる。

一番始めに相談された。

口をポカンとあけ驚いたのを
覚えてる。

「辛くないかな…………後、何年も生きられないなんて」

そう、青の奥さんになる人は………
余命わずかーーー。


「それはーーーー　ﾄｩﾙﾄｩﾙﾄｩﾙﾄｩﾙ」

タイミングよく、鳴った電話は青。

「"もしもし、青？"」

「"赤ちゃん生まれた。…………………香織ちゃんは、、
ダメだった"」


ダメーーーー?

それって。

「"だけど、後悔してないよ‼
俺、こいつ託されたと思って、大事に大事に育てるから!!"」

青は、強いよ。

きっといいパパに慣れるよ。

*廉side*