青の瞳に映るのはーー
「おやすみ、美心」



どれだか夢見ていたか分からない。


美心が俺の隣で寝ることーー。

寝息がすぐ側で聞こえた。

君の頭を撫でてやる。




だけどやっぱり寝不足で………。


朝になって、雷に居場所を教えた。


学校で寝よう………。


「青くん?」


「ああ、おはよう」

「寝れた?」


正直、寝不足だし。

だけど………心配かけまい。


「うん、寝れたよ。ちょっとシャワーして来れば?」

この合間に寝よう。


「うん、じゃあいってきます」


バスタオルを持った美心が、洗面所に入ってく。


寝れる………。



んーーー?


洗面所に視線を移したらーーーー!!!!



あのガラス透けてるじゃん、なんだあれ。


ちょうど、美心が制服を脱いでる姿がガラスに映る。

見ちゃいけないのに………目に映る。


美心は、気づいてない。


美心が、下着に手を伸ばした。


止めようーーーー。


やっぱりいけない。


ふせる様に、ベットに顔を埋め寝た。



寝れる訳ないけど眠る………。


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