先輩の彼女にしてもらいました
後ろを振り向くと、胸が大きくて透き通るように色白の美少女がすぐ後ろに立っていた。

隣にはさっきまで一緒に弁当を食べていたはずの双子の青山弟が彼女と手をつないでいる。

ブーッ、ゲホゲホゲホッ。

色々びっくりし過ぎて、飲んでいた水を吹き出した。

「わっ、きったね、つばさ」

「もー、つばさ、なにしてんのよ。はいティッシュ」

言いながら、桜はティッシュで俺の胸から下を拭いていく。

こ、これは岳の言う通りベタベタしてるように思われても、言い訳出来ないのではなかろうか。

桜は俺の腹の下まで拭きながら、大人っぽくクスッと笑って、髪を耳にかける。そして上目遣いに見つめる顔が、なんだか、エロい。


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