先輩の彼女にしてもらいました
ベスト4決戦 先輩の強さ
「入ったー、すずなちゃん、つばさ先輩がいきなり得点入れちゃったよ。凄いねっ」
沙織ちゃんが興奮気味に私にしがみつく。
す、凄い。
この前までの試合も全部、見に行ったけれど、ベスト4のステージの観客席の迫力は、比じゃないくらいに盛り上がっていた。
人数もそうだけど、相手もうちの高校と同じバスケの強豪校で、40名近くのスタメンに入れないチームメイト達がメガホンを持って独特の応援の掛け声をあげている。
同じくうちのバスケ部もスタメン入りしていない30名のチームメイト達が戦をするときの鬨(とき)の声に似たうなり声で応援合戦を繰り広げている。
この応援席の中には時田くんの姿がみえた。
沙織ちゃんが興奮気味に私にしがみつく。
す、凄い。
この前までの試合も全部、見に行ったけれど、ベスト4のステージの観客席の迫力は、比じゃないくらいに盛り上がっていた。
人数もそうだけど、相手もうちの高校と同じバスケの強豪校で、40名近くのスタメンに入れないチームメイト達がメガホンを持って独特の応援の掛け声をあげている。
同じくうちのバスケ部もスタメン入りしていない30名のチームメイト達が戦をするときの鬨(とき)の声に似たうなり声で応援合戦を繰り広げている。
この応援席の中には時田くんの姿がみえた。