先輩の彼女にしてもらいました
「う、うん、だけど時田くんはいつも私を助けてくれるけど私、時田くんになんにもしてあげれてないよね。友達だなんて言ってるくせに、ごめんね、いつも私」

「な、なんだよ。辞めろよな。俺はお前にいっぱいもらってるんだからさ」

「え?なにを」

私、なにか時田くんにあげたことあったかな?バレンタインの義理チョコだってあげたことなんてないし。家庭科で作った失敗のお菓子を一度あげたことがあるくらいだ。

「それは。そのう、つまりさ、お前の存在自体に俺はいつも、助けられてるっていうか、元気もらえるっていうか。そんなとこ」

「・・・・」

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