先輩の彼女にしてもらいました
先輩、こっちを向いて
翌日から学校全体がバスケ部のインターハイ出場決定に沸きに沸いていた。
私は、放課後早速いつものように第2体育館へ、つばさ先輩の練習を見学しに行きたかったけど、左の頬の腫れがひかなくて、かなりブスになってしまっていて、恥ずかしくてすぐには会いに行けなかった。
ようやく会いにいけたのは、あれから3日後だった。
幸い、つばさ先輩の足の怪我は、ひねってしまっただけらしくて、大事には至らなかったと、時田くんから聞いていた。
先輩が、試合の途中で抜けていたのは、病院へ行くためだったらしい。
あの決勝戦の日から、3日後に第2体育館にようやく足を踏み入れた時、私に気がついた桜さんが慌てて走ってきた。
「蒼井さん。ごめん、ちょっと来てくれる?」
「はい」
体育館の外に連れ出されて、桜さんが私に向き直り神妙な顔で話しだした。
私は、放課後早速いつものように第2体育館へ、つばさ先輩の練習を見学しに行きたかったけど、左の頬の腫れがひかなくて、かなりブスになってしまっていて、恥ずかしくてすぐには会いに行けなかった。
ようやく会いにいけたのは、あれから3日後だった。
幸い、つばさ先輩の足の怪我は、ひねってしまっただけらしくて、大事には至らなかったと、時田くんから聞いていた。
先輩が、試合の途中で抜けていたのは、病院へ行くためだったらしい。
あの決勝戦の日から、3日後に第2体育館にようやく足を踏み入れた時、私に気がついた桜さんが慌てて走ってきた。
「蒼井さん。ごめん、ちょっと来てくれる?」
「はい」
体育館の外に連れ出されて、桜さんが私に向き直り神妙な顔で話しだした。