先輩の彼女にしてもらいました
だって、つばさ先輩は、後輩にも優しくて慕われているし、チームのことを誰よりも考えてるよ。

「ほら。蒼井さんはつばさが、絶対的な存在だから、つばさを信じちゃうでしょ?だけど、つばさだって間違えたり悪いとこもあるよ。大体あいつ、N高が格下だからって舐めて油断しすぎてたっていうのもあるし」

「うっ、だとしても、なにか理由があるんだと思います。つばさ先輩が100パーセント悪いわけない」

つばさ先輩が、もしチームの雰囲気を悪くする原因を作ってしまっているのだとしても、それは私にも責任があるんだ。

とにかく、つばさ先輩に会って話したいと思った。

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