先輩の彼女にしてもらいました
彼の耳が付け根まで赤いのは照れているからなのか、ただ暑いからなのかよくわからない。
「言ってません、そんなこと絶対に」
慌てて否定するけれど、さっきの夢を覚えているので、おそらく言ってしまっていたんだろうなとわかる。
きゃー、やらかしてしまった、恥ずかしいよぉ。
「いいよ、俺はむしろ、そういう蒼井さんもウェルカムだから」
先輩を覗きこむと、綺麗な瞳は、楽しそうにキラキラしていて、ここ数日の彼とは明らかに違う。
ああ、こんなに近くに彼を見るのは久しぶりなような気がする。額に汗が滲んでいて、髪が張り付いている。ドキドキするくらいに、艶っぽい。
「言ってません、そんなこと絶対に」
慌てて否定するけれど、さっきの夢を覚えているので、おそらく言ってしまっていたんだろうなとわかる。
きゃー、やらかしてしまった、恥ずかしいよぉ。
「いいよ、俺はむしろ、そういう蒼井さんもウェルカムだから」
先輩を覗きこむと、綺麗な瞳は、楽しそうにキラキラしていて、ここ数日の彼とは明らかに違う。
ああ、こんなに近くに彼を見るのは久しぶりなような気がする。額に汗が滲んでいて、髪が張り付いている。ドキドキするくらいに、艶っぽい。