先輩の彼女にしてもらいました
今朝は4月というのに、なんだか蒸し暑い。

もしかしたらって淡い期待をしてしまう。

先輩は、練習前にスポーツバックから、着替えのTシャツをとりだす。

ダメダメ、見ちゃダメだって、私。

それは、覗きだよ、痴漢だよー。

出入口から、顔だけだして中を見ると、誰もいないと思っている先輩が汗にぬれたTシャツを脱いで、いる。

ぎゃー。

私は手のひらで顔を隠すけれど、でも指の間からしっかり目を見開いた。

先輩の細身だけど、厚い胸板の筋肉や美しく割れた腹筋をまじまじと見て卒倒しそうになる。



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