響くんとは付き合いません!!



「……わっ!つめてっ……て、え?あれ?なに?まさと?」



結崎くんがコンビニで買ったジュースを頬にぴたっとつけた瞬間、響くんが飛び起きた。



結崎くんも奈央ちゃんも、今日お見舞いに行くよって言ってなかったんだ。



大きく見開いた目で、結崎くんを見て、奈央ちゃんを見て。

奈央ちゃんのとなりに座る私を見ると、さらに目が丸々と見開かれた。



「え?み……み、みちる…?なに?なんで?え?夢?」

「あ……どうも、お邪魔してます…」

「え、待って…。なんでいんの?」



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