響くんとは付き合いません!!



「満瑠、さきにドライヤー使っていい?」

「いいよぉ」

「サンキュー。じゃ洗面台使うね」



入浴のあとは、部屋に戻って髪を乾かしたりスマホを見たりなんかしてちょっとひと休み。



「あ……ラインがきてる…」



早瀬くんからだ。



早瀬くんとラインなんかするつもりはなかったんだけど…。



あのあと、付き合ってって何度も言われ。

じゃあとりあえずライン教えてくれたらいまは諦める、とか言うから。



渋々だったけど、早瀬くんにラインのIDを教えてしまった。


< 24 / 441 >

この作品をシェア

pagetop