響くんとは付き合いません!!



「で……でも私、はじめてだから……」



これまでにないくらい緊張してしまっていることを自覚した。

胸はドキドキとはやく鼓動を打ち続けている。



「まだ怖い?」

「うん……ちょっと…」



響くんのことは好きだから、受け入れたいっていう気持ちはある。

響くんになら、身体を許してもいいって気持ちもある。



だけど、はじめてのときは痛いんだって話しをどこかで聞いたことがあるから。

どのレベルで痛いのかがわからないから怖い。



それになにより恥ずかしい。

いくら明かりがないとはいえ、自分でも見ないようなところを見られてしまうということなのだから。



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