響くんとは付き合いません!!
っていうかそもそも、ヤンキーと話したことなんかないし…。
男の子だから緊張する、っていうよりヤンキーだから怖いっていうのもあるかな…。
「ちょっとずつ直します…。じゃないや、直すね…」
「とりあえず、なんか飲み物でも頼む?」
「あっ、はい。そうですね!」
そういえばメニュー表、まだ見てなかった。
「みーちーるちゃんっ!」
「うわぁっ、びっくりしたぁっ!」
後ろからいきなりボンッ、と背中を叩かれて手からメニュー表を滑り落としてしまった。