はつ恋の君をさがしてる
翌日は日勤だと言う高嶺さんと一緒にマンションを出た。
病院まで行くのと同じ道だからと駅まで一緒に歩く。
私はちょっと気が重かった……
昨日の過払い案件の処分についてが気になって、あまり仕事に行きたくなかった。
「どうした?ずいぶん暗い顔してるな?出社拒否したいって感じだな?」
「うっ……そんなことは…ない…です。」
「本当に?行きたくないなら辞めても良いぞ?俺が養ってやるから。」
「なっ!?何でそうなるんですか!!」
勝ち誇ったような言い方についカチンときて、私は高嶺さんを振り切るように駅に向かって走った。
途中で振り向くと、高嶺さんは私の様子を笑って見ていたようだったが、すぐに人波に紛れて見えなくなってしまった。
なんだかぐるぐるとした思いが胸に溜まっている気分だ。
今日は仕事に行きたくないのは本当だけど…だからって辞めたい訳じゃない。
はぁ……なんであんなに意地悪なことばっかり言うんだろう?
私をからかうのそんなに楽しいのかなぁ?
病院まで行くのと同じ道だからと駅まで一緒に歩く。
私はちょっと気が重かった……
昨日の過払い案件の処分についてが気になって、あまり仕事に行きたくなかった。
「どうした?ずいぶん暗い顔してるな?出社拒否したいって感じだな?」
「うっ……そんなことは…ない…です。」
「本当に?行きたくないなら辞めても良いぞ?俺が養ってやるから。」
「なっ!?何でそうなるんですか!!」
勝ち誇ったような言い方についカチンときて、私は高嶺さんを振り切るように駅に向かって走った。
途中で振り向くと、高嶺さんは私の様子を笑って見ていたようだったが、すぐに人波に紛れて見えなくなってしまった。
なんだかぐるぐるとした思いが胸に溜まっている気分だ。
今日は仕事に行きたくないのは本当だけど…だからって辞めたい訳じゃない。
はぁ……なんであんなに意地悪なことばっかり言うんだろう?
私をからかうのそんなに楽しいのかなぁ?