ワケありヤクザと鈍感少女



「さっきの格好はやばかった・・・」

部屋を出た俺はそう呟く。

あんなぶっきらぼうに言ったが、

正直なところ理性を保つのに必死だった。

「油断大敵・・・だな。」

と、ぼさっと呟き風呂場へと足を速めた。
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