ワケありヤクザと鈍感少女
ガラッ・・・

風呂から上がった俺が部屋の扉を開けると、

丁寧にひかれた布団の上に沙綾が掛け布団もかけずに、無防備に眠っていた。

・・・未だに透けているTシャツからは横になっているせいで中身がよりはっきりと見える。

「・・・ったく。」

自分の理性を抑えるために、掛け布団を沙綾の体にかける。

(かわいい寝顔してんな。)

そんな事を思いながら沙綾を見つめる。

すやすやと眠る沙綾を横目に



俺はパソコンに向かった。
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