最初で最後の想い
人気者のあの人は色んな人に囲まれていたが、今は一人のようだ。
でも、なにを伝えればいい?あの人は私の名前も知らないのだから。
告白しようか?いや、あの人は私の名前も知らない。
ずっとライブ見てました?ありきたりすぎて印象に残らない。
私のこと知ってます?バカか、変な人だと思われる。
私の頭の中はグルグルのミキサー状態。
そんな中、あの人は私がオロオロしているところに気づいたみたいだ。
言え!言うのだ!!好きですと。
「あ、あの」
「あ!やっぱりそうだ!!」
「君さ、俺らのライブに毎回来てくれてた子でしょ??」
まさか、まさか、知られていたのか。
私は恥ずかしさで顔が真っ赤になる。
「あぁごめん。なにか言いかけてたよね?」
ダメだ。もう頭の中が真っ白だ。何を伝えようとしてたんだっけ?
ほら早く言わなければ。あの人も困っている。
「あの、先輩」
「ん?」
「演奏、好きでした。ご卒業おめでとうございます」
「うん!サンキュー」
それだけ交わしてあの人と別れた。
やっぱり私は臆病だ。
でも、なにを伝えればいい?あの人は私の名前も知らないのだから。
告白しようか?いや、あの人は私の名前も知らない。
ずっとライブ見てました?ありきたりすぎて印象に残らない。
私のこと知ってます?バカか、変な人だと思われる。
私の頭の中はグルグルのミキサー状態。
そんな中、あの人は私がオロオロしているところに気づいたみたいだ。
言え!言うのだ!!好きですと。
「あ、あの」
「あ!やっぱりそうだ!!」
「君さ、俺らのライブに毎回来てくれてた子でしょ??」
まさか、まさか、知られていたのか。
私は恥ずかしさで顔が真っ赤になる。
「あぁごめん。なにか言いかけてたよね?」
ダメだ。もう頭の中が真っ白だ。何を伝えようとしてたんだっけ?
ほら早く言わなければ。あの人も困っている。
「あの、先輩」
「ん?」
「演奏、好きでした。ご卒業おめでとうございます」
「うん!サンキュー」
それだけ交わしてあの人と別れた。
やっぱり私は臆病だ。