保健室にて
「ねぇ一哉くん!わたし、さえだよ!!」
呼びかける。
「あの時のこと謝りたくて。ごめんなさい」
呼びかけるが返事がない。
「ごめん...っ...なさいっ。ねぇ返事してよぉ...っ...!」

「うる、さいな。聞こえてるよ」

なんだ聞こえてたのか。
はじめて会った時と同じやり取り。
でもあの時とは全く違う感情が込み上げてきた。
彼の顔はとても優しく、わたしは、また泣いた。
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