保健室にて
次の日またわたしは保健室に来ていた。
もちろんサボりだ。
「あら木村さんいらっしゃい。松本くんも来てるわよ」
先生は昨日と同じようにいたずらっぽい顔をする。
「ちょっと、なんで言うんですか」
奥のカーテンから声がする。
「じゃあ後はごゆっくり~」
先生としてそれはどうなんだ。でもそのおかげでサボりの罪悪感は半減する。というか気が抜ける。
「こんにちは!わたし木村さえって言います。ねえちょっとお話しない?」
「俺、眠いんだけど」
彼はうんざりした顔をする。
構わず続ける。
「わたしね昨日はじめて授業をサボったの。なんか勉強をする意味がよくわかんなくなっちゃって」
返事はないが寝てる気配もないので続ける。
「頑張れば頑張るほど成績は落ちるし、親や先生の目もどんどん怖くなっちゃって」
あれ?
「放課後に遊びに....っ....!い....行くような友達もいなくなって....っ!」
なんだろう気がつけば涙が出ていた。
もちろんサボりだ。
「あら木村さんいらっしゃい。松本くんも来てるわよ」
先生は昨日と同じようにいたずらっぽい顔をする。
「ちょっと、なんで言うんですか」
奥のカーテンから声がする。
「じゃあ後はごゆっくり~」
先生としてそれはどうなんだ。でもそのおかげでサボりの罪悪感は半減する。というか気が抜ける。
「こんにちは!わたし木村さえって言います。ねえちょっとお話しない?」
「俺、眠いんだけど」
彼はうんざりした顔をする。
構わず続ける。
「わたしね昨日はじめて授業をサボったの。なんか勉強をする意味がよくわかんなくなっちゃって」
返事はないが寝てる気配もないので続ける。
「頑張れば頑張るほど成績は落ちるし、親や先生の目もどんどん怖くなっちゃって」
あれ?
「放課後に遊びに....っ....!い....行くような友達もいなくなって....っ!」
なんだろう気がつけば涙が出ていた。