伝説に散った龍Ⅰ





世「なあ桃、聞いてくれよ。俺さ、こないだ、芹那の生歌聞いたんだぜー」



桃「え、ずり。、俺もいっぺん聞いてみてーな、奇跡とまで言われた歌姫の声。」



伊「世那ー、私はね、芹那ちゃんの生弾き語り、聞いたんだからね!えっへん!」



世「いや伊織さん、俺はオリジナルっすから。」



伊「い、いいや、世那っち、そ、そんなのは、関係ないよっ!」



桃「いや伊織、動揺しすぎ。
変なとこで張り合うなって。」



柚「お、おお俺も!せ、芹那の生歌聞きてえ!!」



桃「柚もどもりすぎだっつの。お前に至っては理由がわかんねえよ。」



爽「俺も聞いてみたいな、芹那ちゃんの生歌。」



世「お、爽まで。



満場一致、と。っ、烈さんは聞いてみたくないんですか?芹那の歌。」



烈「…別に」



爽「そっか、じゃあ烈は留守番だね。



…世那、ちょっと。」



烈「…?」



ーー(烈以外で)コソコソ



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