Best Partner
「じゃあ俺がキャラメルのやつにするから愛菜はイチゴにすれば?」


「え?いいの?」


「いいよ、2人でシェアしようぜ」


「うん!」


2人で並んでアイスを食べる
あたしがイチゴで颯がキャラメル

「ふふっ」

自然と笑ってしまった

「何?」


「颯がキャラメルって似合わない!なんかかわいいなぁ〜って」


「あー?そんなこと言う?愛菜が迷ってたから俺がキャラメルにしたのに?イチゴとってやる!」


そう言って颯がスプーンでアイスのトッピングで乗ってるイチゴをあたしから奪い取った


「あぁ〜イチゴが〜返してよー!」


「イチゴ、ほしい?」


あたしはコクコクと頷く


「じゃあなんて言うの?」


意地悪な笑みを浮かべる颯
たまにこうやってあたしをからかってくる俺様でな颯


「ほーら、愛菜、イチゴいらないの?」


「ごめんなさい…」


「よくできました」


ボソッと言った言葉にそう言ってあたしの口元にイチゴがのったスプーンを近づけてくる


「?」


「ほら、愛菜、あーん」


「へ?」


「いらないの?」


「いるけど…」


「じゃあ、ほらあーん」


素直に颯にあーんされて食べる形に…


「美味しい?」


「うん…」






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