青色の輝き
そう言って俺の横でスマホをいじる。
それにしても暑い。
まだ、梅雨前だっていうのに灼熱地獄。
地球温暖化が進みすぎてる。
だるい。
今朝買ったスポーツドリンクのペットボトルを開けた。
「礼央ってよく水分取ってるよな」
「逆にお前はなんで何も飲まないんだよ。死ぬぞ?」
「あ?俺は大丈夫。その辺歩いてたら女の子が水くれるから」
光瑠はスマホに視線を向けたまま顔の前で手を振る。
何だこいつ。
「お前、やばいな」
「なんだよ〜、女の子がくれるんだから、俺は悪くねぇよ」
「もらうなよ…」
そんなことを言っているうちにも、光瑠のことが好きな女の子が光瑠に水を渡してどこかへ去っていく。
「ほら」
「お前のモテ方わかんねぇよ」
気にするな、と言って光瑠はペットボトルの蓋を開けた。
カチカチと音がするあたりちゃんと新品らしい。
それにしても暑い。
まだ、梅雨前だっていうのに灼熱地獄。
地球温暖化が進みすぎてる。
だるい。
今朝買ったスポーツドリンクのペットボトルを開けた。
「礼央ってよく水分取ってるよな」
「逆にお前はなんで何も飲まないんだよ。死ぬぞ?」
「あ?俺は大丈夫。その辺歩いてたら女の子が水くれるから」
光瑠はスマホに視線を向けたまま顔の前で手を振る。
何だこいつ。
「お前、やばいな」
「なんだよ〜、女の子がくれるんだから、俺は悪くねぇよ」
「もらうなよ…」
そんなことを言っているうちにも、光瑠のことが好きな女の子が光瑠に水を渡してどこかへ去っていく。
「ほら」
「お前のモテ方わかんねぇよ」
気にするな、と言って光瑠はペットボトルの蓋を開けた。
カチカチと音がするあたりちゃんと新品らしい。