青色の輝き
未央はパタパタと腕を振って暴れる。
「こら、起きるから」
「…女の子に気を使うなんて珍しい」
未央はそういうと、自分の部屋に戻っていった。
白石が起きないようにと思って、未央を追い返したけど…。
時間的にはもう11時だし、お昼前だし、起こした方がいいのか。
「白石」
「…ん」
俺が名前を呼ぶと白石は寝返りを打って、向こうを向いてしまう。
「白石」
「…んー」
何時に寝たのか知らないが寝起きが悪い。
というか起きてくれない。
「白石」
今度は名前とともに体を揺する。
一体白石のどこにアザがあるかわからないから、加減して肩を揺する。
「ん…ふた、いくん」
「おはよう」
「ん…おはよ」
うつ伏せで寝たからか少し顔を腫らしつつ、それでも寝起きの声は可愛い。
いつもより少し低い寝ぼけた声。
「こら、起きるから」
「…女の子に気を使うなんて珍しい」
未央はそういうと、自分の部屋に戻っていった。
白石が起きないようにと思って、未央を追い返したけど…。
時間的にはもう11時だし、お昼前だし、起こした方がいいのか。
「白石」
「…ん」
俺が名前を呼ぶと白石は寝返りを打って、向こうを向いてしまう。
「白石」
「…んー」
何時に寝たのか知らないが寝起きが悪い。
というか起きてくれない。
「白石」
今度は名前とともに体を揺する。
一体白石のどこにアザがあるかわからないから、加減して肩を揺する。
「ん…ふた、いくん」
「おはよう」
「ん…おはよ」
うつ伏せで寝たからか少し顔を腫らしつつ、それでも寝起きの声は可愛い。
いつもより少し低い寝ぼけた声。