青色の輝き
「あ、そっか。でももう白石ちゃんで慣れちゃってるしな。



いっそのこと結衣ちゃんって呼ぶか」




光瑠は納得したように手をついた。




「それにしても、お前変わりすぎだよ。



表情豊かになったから、なんかモテるようになってんじゃん」




そう。



なんか、よくわからないけど、最近よく告白されるようになった。



どうも、光瑠によると、笑うことによってクールな感じに無邪気なのが増えてギャップがどうとかで。



よくわからないけど、モテるようになった。




「これじゃあ結衣ちゃんも、黙ってられないかもね〜」





あぁ、もうどうしよう。




俺のチキンどうにかならねぇかな。





「まぁ、文化祭なんていうお祭りごとがあるわけだし、そこで勢いに任せて告っちゃえば?」





そんなことできたら苦労しない。



それどころか、まず、俺に文化祭がやってくるのかも危うい。
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