青色の輝き
うちのクラスは喫茶店をやするらしいんだけど、客寄せのために俺は、下手すりゃずっとシフトになってしまうのだ。



あぁもう。働きたくない。




ずっと白石…仲井と一緒にいたい。





「まぁ最悪、後夜祭もあるわけだし。



大丈夫だろ、きっと」




夏休みの間に、栞里にコクって玉砕済みの光瑠はあっけらかんという。



どうも、栞里には彼氏がいたらしい。



残念なこった。




それも、その彼氏というのは、咲久のことらしく。



毎日部活中に手を振り合ってる。



これが、栞里じゃなくて未央だったら、咲久のことを半殺しにしてるかもしれない。




「俺はもう、新しい恋を探すんだ。だからお前も結衣ちゃんにコクってこいっ!」



「黙れ、暑苦しい」



「…俺、泣くよ?」




そんなこんなで、文化祭の準備期間になった。



結局俺は、ホールをやらされるらしい。
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