青色の輝き
まぁ、クラスTシャツだから、採寸とかなくていいけど…。



シフトだよな…。



非公開日と公開日がある。



そのどちらが空くかが問題。



どうせなら両方あげて欲しい。



そんなこと言ったら、絶対喧嘩勃発するから言わないけど。





「なぁ、俺のシフトどんな感じ?」





シフト組んでる女子に声をかける。




「ん?えっとね、公開日の午前中。



あと、非公開日の午後」




結局2日ともシフトじゃねぇか。



満面の笑みで俺に死刑宣告を告げるこいつが憎らしい。




非公開日の午前は絶対捕まえる。



人が少ないうちに遊び倒したい。




そんなことを思って本日の部活、男女の休憩が被ったタイミングで、白石…仲井を呼んだ。




「しらい…仲井」



「ふふっ、白石でもいいよ?なんなら、光瑠くんみたいに名前で呼んでくれても構わないし」



白石はそんなことを笑っていいながら、こっちに来てくれた。
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